今日はアメリカの投票日。まだトランプが大統領なうちにどうしても言っておきたいことがある。 あいつ士官学校なんか行ってないからね！どっかに陸軍幼年学校とか書いてあったけどアメリカにそんなもんねえし!!
トランプが送り込まれたのは悪ガキ矯正なりきりミリタリ系コスプレ学園だよ！

なぜトランプが大統領に？

４年前のアメリカ大統領選目前のことは今でも時折興味深く思い出されます。
選挙直前に帰国してて日本人にめっちゃ聞かれたんだよね。トランプってどんな人？ヤバくない？って。 いやちゃんと言いましたよ、ヤバいですって。

やりたい放題の目立ちたがりの金持ちのドラ息子で倒産もしてるし。 ただヒラリーも嫌われてるんでアメリカの新聞やニュースを鵜呑みにして彼女が簡単に勝つと思わないほうがいいって。何度も言ったな〜。しまいには回答を録音しようかってくらい疑問をぶつけられたよ。
うん、確かにあいつ見るからに不審だもんね。なんであれが候補になったか髪型ひとつとっても意味不明だよね。

結論から言うと4年前の大統領選はヒラリーが負けたの。トランプが勝ったんじゃなくて。もうね、たとえ ”あのトランプ” が大統領でも良いからヒラリーだけは嫌、って人が多かったの。それだけ。これも何度も説明した。

今の若い人は知らないかもしれないけど、ヒラリーって嘘つきで犯罪者スレスレの金の亡者なんだよ。

ヒラリー・クリントンの真実

昔々、全米で専業主婦が世界一恥ずかしい身分とされてた頃、ヒラリーもご多分に漏れずバカにしくさってたわけよ専業主婦を。 家でクッキー焼いたりとかｗマジ勘弁、って。

そしたら炎上してね。そりゃそうさ、保守派は左派みたいに声高に騒がないけど絶対数は多いし、例えば子供４人の送り迎えに犬と猫と面倒くさい旦那までいて家事もこなしつつ学校行事の資金捻出用クッキーやカップケーキも自前で焼いて出し、当時してないと人間じゃないとまで言われていたボランティアもやってるのに共働きまでさせられるとか、それこそマジ勘弁、でしょ。

アメリカの大半は田舎か郊外住宅地。今と違ってネットもないし当時はまだ今ほど都市に人口が集中してなかった20世紀末。車で１時間以内じゃパート仕事すら見つからないのに、何そのウエメセ。マウンティングかましてんじゃねーぞコイツ、女の敵か！

しかしヒラリーの転身は素早かった。すぐTVコマーシャル？流したんだよ。 ちょっといつもより女っぽくボブにカチューシャにおとなしい茶系のスカートで、いかにも日頃からエプロンかけてクッキー焼いてチェルシーとニコニコお茶してますよ〜♡主婦業バンザイ的な格好で。

それ見たとき、うわあ、本当にこいつ恥知らずの政治屋だわ〜、信念ゼロ、支持率アンケート調査の結果しか見てねーだろ、と実感するしかないアピールでね…。開いた口が塞がらないってまさにあれ。

そしてホワイトウォーター事件はじめ数多の金と権力にまつわるスキャンダルも大統領の家族じゃなきゃ起訴されてたろうな。 まあ何度も何度も人気取りのためだけに意見をコロコロ変えてくださって。
しかも大統領夫人は投票で選ばれたわけでもないのに当然であるかのごとくごちゃごちゃ政治に口を出しまくってまわり中に嫌われ。

真面目な話、民主党も大統領候補があのヒラリー以外だったら誰でもあのトランプよりはマシなんだから勝ててたかもしれない。 かなり過激にリベラルな自分の友人知人隣人達も男女問わずヒラリー・ド・旧姓は捨てないけど元大統領のクソ旦那の名字もバッチリ使わせてもらうわよクリントンを嫌ってるのが選挙後に話して分かった。びっくりするほど人気なかった(笑）
母数は少ないが自分だけの意見じゃないって確信できて笑えた。逆に誰に人気があるのか知りたいよ。 いやぁ、なんであれほどヒラリーが負けたことに驚いていつまでも疑問に思う人が多いのか、ソッチのほうが不思議。

これ4年前の大統領選挙直前に記事にすればPV稼げたかもね。まあアフィやってるわけじゃなし、PVなんて関係ないか。Wikiよりも公式サイトよりも上にうちの記事が出た事があるだけでもよしとすべし、ですね。

毎日がリアリティTV

ところでドナルド・トランプがアメリカ合衆国大統領になると決まったときに自分が思ったのは、メディアはトランプに足向けて寝られないってこと。あんなに毎日トンデモな見出し作ってくれる人、他にいない。ウハウハもんでしょｗ
マジでリアリティTVそのものじゃん。シーズン長いしね。毎日4年間(笑)

って書いた日からもう4年も経ったとは。まさかトランプが暗殺もされず言いたい放題やりたい放題でここまで無事にこれるなんて想定外だったけど、また選挙か。
毎日政治関連の電話/テキスト/自宅突撃勧誘が殺到してウザ過ぎた日々がやっと終わる。嬉しい。

２０２０アメリカ合衆国大統領選の行方

もちろんどっちが勝っても暴動が起きるかもって怯えてる人はいるけど、うち人口密度低い田舎だし雪降って極寒だし下手すっと吹雪で遭難するからあんま外に出る人はいなさそう。安心。

トランプが面倒がって各州にコロナ対処を丸投げしたのは不幸中の幸い。州ごとに問題も違うので対応も画一では混乱がひどくなるからね。うちの州で言えば各郡で別対応OKにしてくれたので都市部は外出禁止でも田舎は今まで通りってことも可能だった。でもバイデンが勝ったら全米閉鎖になるかもって恐れている人は多い。やりかねないしね、「大事を取って」。いやあ、経済がまわるかどうかも考えろよ。

コロナ氷河期を生き抜け！

だもんで真面目にアメリカの文明の行方を心配してサバイバル技能磨いてる20代女子の知り合いもいる。鹿撃ちと解体を学ぶとか言って。うーん、そこから始めるの普通？
じゃあこの記事もまだ電気が来るうちに書いとこうっと。

そこ行くとバイデン氏はまあまともだしね、政治家としては。おとなしさはおまわりさんの立て看板並でっせ。ヒラリーみたいに同じ党の中ですら蛇蝎のごとく嫌われてもいないし。
まあ健康状態的に任期完了できないかもしれないっつーのはあるけど。TVで見る限りちょっとボケ入ってないか心配になるときもあるしね〜。まあもしものときは副大統領が昇格すると思うとそこでバイデンさんに投票するかしないか決める人もいるかもね。

蜂の一刺し

トランプ大統領はご想像どおりあちこちで恨みを買っている。例えばアリゾナ州は従来共和党が勝つんだけど、故マッケインの選挙区なのよね。トランプにひどい侮辱と攻撃を受け正当に扱われなかった事を忘れてない未亡人の鶴の一声「皆さん民主党に投票して」で2020年の選挙結果は24年ぶりにひっくり返りました。ざまあみろって感じ。

ただバイデンは消極的過ぎて、もしや当選の暁には全米がコロナ・ロックダウンに戻るんじゃあるまいかと心配する向きも。経済も心配だけど、子供がまた学校に行けず友達とも会えなくなるのを恐れるママたちがこぞって共和党トランプに票を入れてるのにはびっくり。 まさかそんなところから追い風が吹くとはね！

だからおとなしくしてればちょびっと優位に立てたかもしれないのにトランプときたら。選挙結果を信じるな、なんて現行の大統領が言うことか？たとえ自分が再当選しても信じるなってことですよねｗ
なんでもロシアの介入や陰謀論にする民主党と同じレベルで疲れるからやめてくれないかな。。。

軍を敵に回した大統領

あとね、軍の票が入ると思うなよ。さんざっぱら非礼と侮辱の限りを尽くして事あるごとに軍の存在意義も軍人の尊厳もぶち壊しにするような発言しておいて組織票が入るとホンキで思っとるのか？！

あまつさえ軍法会議で有罪になったどっから見てもアブナイ奴、捕虜を刺殺して死体とツーショット写メ送ったりそこらの民間人を遊びで撃つような人間のクズ野郎をなぜか庇って恩赦だと？そんな事して軍人が喜ぶとでも思ってるのか？鉄の結束と守秘で知られるネイビーシールズで内部告発されるほどの腐ったやつだぞ！せっかくの自浄制度を大統領が台無しにするなんて・・・。

アメリカの警察：自浄機能が働かないとこうなるという見本

自浄が間に合わなかった警察組織がどんな危機に陥ったと思ってるんだ？もう誰も犯罪者を捕まえられなくなってるんだぞ！触ったら最後、いまや理由状況に関わらず訴えられるんだから。

ちなみに言っておくけどアメリカの警察で問題なのはちゃんと訓練し選抜されてる警官たちではない。基本的に州警察から上はまともである。

ところが小さな町ではとりあえず義務教育受けてれば警官になれる。素行や性格や成績で選べるほど希望者いないし。だからマジヤバい人間モドキも混じるし、突然みんなを小突き回せる権力が手に入ったわけだからダークトライアドの奴らが滅茶苦茶しよる。あげく田舎町で全員縁戚だったりすると不祥事も隠蔽。

動物虐待が嫌いな人はココ飛ばし読んでね

こないだもうちの近所で仕事中に道端のヤマアラシ（目が悪くて動きが遅い）を警棒で殴り殺して遊んでた奴らが免職になって全米級スキャンダルになった(警察公認の士気向上用のグループ・スナップチャットに動画を自慢気に上げたせいで）けど、動物で済んでるうちにバレて辞めさせられて本当に良かったよ。ヤマアラシは可哀想だけど。
殺された子達の棘、全部ぶっ刺してやればよかったのに。あれ、かえしがついてて釣り針みたく抜くのめっちゃ痛いから２度痛めつけることが可能だし。その上から警棒で殴ってトゲ潰して抜けにくく・・・ごめんね怖い話題で。

実はもう脳疲労するんでバイアスきついアメリカのニュース見てないからよく知らないけどそれでも耳に入ってくるのはろくでもないことばっか。さすがにこのごろ反ワクチン派は鳴りを潜めた感があるのはいいことだけど・・・。

オイスターはお好き？

こういうときはゆる〜いお話にするに限る。あれだ、随分前にラジオで聞いた話。あるジャーナリストがトランプの来る夕食会に招かれた。
「うちのドンちゃん(Donny)のご飯に呼ばれてくださらないかしら？」って知り合いに招かれたけど、ドンちゃんってまさか弟さんのトランプ大統領のこと？俺あんまり褒めてないの知ってる？
でも一応彼女の顔を立てて出たらしい。 んで、当日。

そういう奴いるよね・・・。なんか諦めの気持ちで笑った。 しかし国政をその調子でやられると笑い事では済まない。

リベラル派が言うほどトランプ政権がひどいとは最初は思わなかった。期待値がマイナスからのスタートだったからかもしれない。 まあ新風を吹き込んで、っていうか従来の職業政治家とは違うという意味で問題点を浮き上がらせて論争の的にはしてくれたよね。
もちろん公約は守ろうにもどれもこれもたいていは議会の大反対にあって、でそこで面倒くさくなってうっちゃったりしてたのはともかくとして。

トランプ大統領の母校は悪ガキ矯正施設

若きトランプ君の私立中高一貫全寮制ミリタリーコスプレ学園での物語はあんま面白くない。校名はニューヨークミリタリーアカデミー(NYMA)。言っとくけど本物の軍とも国とも士官学校とも関係ない。こういうガッコを軍学校って訳されても困るんだけど、戸塚ヨットスクールって言うわけにもいかないしね。
入学者少なすぎて身売りしたから中身は同じじゃないけどまだ名前は残ってる学校。もうすぐ名前も変わるんじゃないかな。

とにかく小学校でもトランプ君はそのデカい態度と図体で揉め事を起こさない日はなく、トランプのイニシャル＝問題が起きたというのと同義語になってたらしく、運転手付きで送迎されるお坊ちゃま校からパパにこの矯正施設に送られた。

そこで中２から高校卒業まで５年過ごしたわけだけど、NYMAにしたってあの性格を作り上げた特殊機関みたいに連想されたらイメージダウンだよな。 なんか当時のトランプの成績表を隠すようなお達しが出たらしい。良ければ大統領本人が自慢してるだろうから、まあお察しですね。

コッポラは転校マニア？！

NYMAの生徒で他の有名な人ってフランシス・コッポラだけどチューバで音楽の奨学金貰って短期間NYMAに在籍しただけで結局高校卒業までに他に２３もの学校に行ったらしいよ。。

ところで今はあんなにメチャメチャなトランプ氏ですが、コスプレ学園の中学生だった最初の２年間は学業的にも性格的にも目立たない（上級生に目をつけられないテクはあったってことだね）生徒だったらしい。あの人が地味…。ずる賢かったのかもね。
それが大金持ちな父のおかげか知らんが上級生になると成績優秀者にしか与えられないはずの校内での役職”（士官学校の役職についての読み物を参照してね♡）”を貰った頃からちょっと今のトランプの片鱗出てきたみたいな話を読んだ。

んで、トランプは週末はいつも違う女の子と遊ぶのに忙しくて面倒くさかったのか他人に下級生の監督の役目を丸投げしてたらイジメ？が始まって、収拾つかないんでその役を他の能力ある生徒に肩代わりさせてトランプには更にレベルが上とされる（閑）職が与えられたと。
この時点でパパの寄付金が物を言ったっぽい。くだらねー。

全然確認取ってないネタですけど、作り話にしては細部まできちんと地味な内容で歯にモノが挟まったみたいな表現だったので覚えている。まあ合衆国大統領になったばっかの人の悪口は言いにくいよね。読んだの4年前なんだ。

トランプの母校は軍と関係ありませんってば！

親が悪ガキな我が子に世間並みの規律を学ばせるための問題児収容施設はアメリカのあちこちにある。こうした私立の素行矯正学校での人気メニューは軍事教練。元強面軍人を寮監に雇ったり、なりきりで訓練ぽいこともするかもしれないが、卒業しても軍に就職先が待っているわけではない。もちろんこの類の中学や高校（義務教育）を卒業したって国立大学であるところの本物の士官学校に入れるわけでもない。

だから究極のコスプレなんだけど、自宅じゃ朝起きられない子や環境含めて矯正されないと他人とぶつからずには生きていけないような素行の悪い子にはこうした全寮制の厳しい学校は確かに効果があるらしい。

そういうわけでモノホンの公立国立の正規士官学校と一緒にしてもらっては困るのである。本物は公務員。問題児もスキャンダルもお断りです。士官学校の方はそもそも学業成績とスポーツと統率力が抜群でないと入れないしな。トランプの行ったようなとことは別世界だよ。

トランプの場合は英徳や聖プレジデント(古っ）に通うより問題児を抑え込むためはっきりルールが決まっている軍人ゴッコ学園のほうが勝ち負けがわかりやすくて性に合ったんじゃないかとの元同級生の意見。とにかく人より上でありたい、人を引きずり落としてでも勝ちたい性格がお得に働く環境だったということかな。

部屋のインスペクションで同室のやつのベッドシーツが完璧じゃないと難癖をつけ（検査に通らないと同室の自分も連帯責任になるので）怒って引き剥がして喧嘩になりかけ、まわりがすでに身長180cmを超えてたトランプを抑えるのに大変だったとか。ああつまんね。

インスペクションって何？ってちらっとでも思っちゃった方は” 本家士官学校・老舗の技！靴磨きの秘法”読んでみてね♪ 一応宣伝しとくね♡

あれが合衆国大統領だなんて世も末ってくらい恥ずかしい奴なのはみんなも最初からわかってたはず。いちいち発言ごとに騒いでも仕方ないと諦めて傍観したほうがいい。 世界中がトランプがアレなのは知ってるんだから、何か不祥事があったらトランプの威嚇行動や整合しない言動は「全部なかったこと」にして「実際の要求や現実的な計画は優秀な補佐と官僚が立てますのでどうかよしなに」外交が続くかと思ってたんだけど、やっぱ無理だよね。 だって本人は国のことも他人のことも考えてないし、自分の発言をなるべく統一しようという意識のかけらすらないんだから。

さてさて、２０２０コロナの席巻する中でアメリカの大統領選がどうなるにせよ、毎回思うのは「もっとマシな候補者いないの⁉」です。まあまともな人はこんなサーカスに参加したくはないだろうけど。

それとペンシルバニア！きみんとこ大票田なのにもう夜遅いから開票やめて寝るってなんのこと？ 金曜日までには終わるかもって、それ冗談きついから。どっちかの候補が大勝してればともかく、僅差だったらどっちが勝ったかわからないまま金曜まで待つの？いやいや夜を徹して開票しろよ！と昭和の日本人は思うんだけど、それって今どき普通なの？？？

大事なことなので２度言いました

あと大事なことだからもう一回言っとくね。 ドナルド・トランプはアメリカの士官学校になんか行ってないから！そんな優等生じゃないから！でも本物に卒業証書は渡しに行ったけどね・・・　

はっきり言って士官候補生の理想とは正反対の価値に生きてる奴だから。自己犠牲や社会の未来のために今は我慢するなんてトランプがすると思う？自分のエゴとその時の気分（ノリ）だけで生きてるやつのせいで若者の未来とアメリカの環境保全が損なわれなければいいのだが。

ここまで完全失業中・２０２０収入ゼロの管理人がお送り致しました !
まさか大手を振って引きこもり他人と会わずに毎日自然とネットにまみれて楽しく過ごせる日々が来るとはねぇ。嬉しいったら♡
将来どうするかって？まあどうにかなるっしょ♪

マスク・フォビアなアメリカ人

おまけ：今住んでるとこはアメリカで一番コロナ禍が少ない州のひとつ。マスクなんかしてたら地元民に気色悪い、店に入るなと嫌われるくらいコロナ感染は他人事。だもんであちこちの都会から移住者が来て土地や家の価格が暴騰。 以前から別荘持ってた人はラッキーってくらい。

だけど車のライセンスプレートが他の州のだったりするとタイヤをパンクさせたり、嫌がらせで別荘から出られないように大木を切り倒して門前をふさいだりするレベルの過激な地元民もいる。

州知事から「州民を守るために駆けつけた医療関係者や現在海外住まいの軍人で他州のレンタカーに乗ってる人もいるから軽挙妄動は慎め」って警告が出るくらい。ほどんどの郡で感染者数が長らく一桁で暴動も起きてないからどちらも必要ないんで、いかにも取ってつけたような理由だけど。なので移住は断然おすすめできませんが、風光明媚でハイキングにはぴったりです。

だからなのか、今や好きなところに避難できるヨット（セレブ御用達の豪華なでかいクルーズ船みたいなやつのことね）が売れに売れて業界はめちゃくちゃ景気が良いらしい。
大金持ち相手といえばちっちゃな島をリースし1家族用のリゾート仕様に改装したやつもいる。ヘリポート３つと桟橋付きで１週間のレンタル料が25万ドル（２５００万円超え）。まあ、確実に外界から隔離されてはいるな。岸から泳いでいける距離だけど。
でもエボラや黒死病じゃあるまいしなにも孤島にこもらずとも…。
どう考えても島の中でクラスター発生して全員死亡フラグだよね？

優先順位投票

こんな田舎のヤバそうな州だがひとつ誇れることがある。選挙のシステムが革新的なのだ。Ranked-Choice-Voting(RCV)がそれ。候補に優先順位を付けて投票できる。アメリカ大統領選ではどんなに小差でもせり勝ったほうがその選挙区の選挙人（＝議員数）総取りだったのだが、この他州に先駆けて導入された選挙方式だと候補者に順番を付けて投票できる。つまり１位自分の好きな候補者、２位と３位に別の人を挟んで４位にトランプとか。

今までは有力な２党（共和党と民主党）以外からの候補がどんなに魅力的でも、数で負ける可能性しかなかった。そのうえ弱小党や無所属候補に流れた票のせいで、勝てるはずの２大候補のうちの一人が負ける番狂わせも起きるかもしれない。国民も自分の投じた票が無駄になることを恐れて、我慢してでも選ばせたくない奴の対立候補に投票する人が今まではあとを絶たなかった。

それが皆さん、この選好投票方式なら本当に選びたい人を素直に選んで、かつ絶対にヤダと思う候補をどんじりに持ってくることでたとえ自分の選んだ弱小候補への投票数が少なくても政治理念が似た傾向の二番手にその票を渡して勝たせることもできるのである。もちろん人口少ない州だから議員数少ないし影響は少ないけど、全米でこの方式にすれば面白くなる。共和党と民主党の一騎打ちではなく第三の候補が勝つ可能性も含めて。

それをこの目で見る日までアメリカが保てば、ですけどね。ローマの滅亡は近いとか、もうすぐ沈む沈むって言われながらまだ全然平気だよね。絶対いい場所に座礁してるよねUSSアメリカは。