組織 | 単位 | 兵員数 | 指揮官 | 士官学校/候補生階級 |
Army | 軍 | 5万以上 | 元帥 | N/A |
Army Corps | 軍団 | 2−4万 | 大/中将 | N/A |
Division | 師団 | 1−2万 | 少/中将 | N/A |
Brigade | 旅団 | 3−5千 | 准将/大佐 | 4千人/*大佐 |
Regiment | 連隊 | 2−5千 | 大佐/中佐 | 1-2千人/*中佐 |
Battalion | 大隊 | 300-1千 | 中佐/少佐 | 300-670人/*少佐 |
Company/Squadron | 中隊 | 50−250 | 少佐/大尉 | 100-140人/*大尉 |
Platoon | 小隊 | 30−60 | 小隊長 | 30-40人/*中尉 |
Squad | 分隊/班 | 8−12 | 班長 | 8-12人/*少尉 |
士官学校では在籍する士官候補生全員をまとめて旅団(ブリゲード)を構成する。この単位からスタートし順に細分化される。アメリカ海軍兵学校で言うと旅団がひとつ、この中に連隊が2つ、各連隊に大隊が3つずつ。それぞれの大隊に中隊が5個ずつの計30。この中隊単位の行動や成績評価が多い。中隊ごとに小隊長、班長などさらに細かく分けられる。
校内の運営は主に士官候補生が担当する。といってもトイレ掃除や配膳や洗濯やアイロンがけはしない。そのような平民的な仕事は税金で雇われた大人がいつの間にかしてくれるので安心しよう。
とはいえ、そういう人が沢山働いてるはずなんだけど給仕の皆さん以外は見たことがない。大量に存在するはずの彼らがどこに駐車しているのかさえ定かではない。まさか夜中や休暇中だけ掃除してるわけじゃなかろう。小人や妖精ではあるまいし、よく考えると不思議。士官学校内での序列については学年・階級別の袖襟肩章図を参考にご覧下さい。
現在アナポリス海軍兵学校の中隊数は30、ウエストポイント陸軍士官学校では36。以前は36と32。空軍士官学校は40。連隊数はアナポリス2、ウエストポイント4、空軍4。他にもいろいろ変更があって記憶に頼れず面倒っちゃない。とにかく一番重要なのが中隊単位。中隊の番号をパスワードに入れてる奴は多いはず。忘れようたって忘れられない番号。
イギリスとか他の国だと指揮系統の名称順やサイズが違うので注意。また同じ国の同じ軍でも騎兵と歩兵じゃ規模や編成が違うとかいろいろあるみたいなんであんまり突っ込まないでね。空軍は大きい順にWing, Group, Squadron。適当にググって下さい。いつかきちんとまとめたりするかも…。いやそれより先にプリーブサマーはせいぜい1200人程度だからまた上の表と違うんだけどもう疲れちゃったよ。まさかとは思うがご興味のある方はアメリカの士官学校の指揮命令系統表をご覧下さい。